こんにちは、パーソナルジム 船橋 INSTITUTE トレーナーの中田です。
今回は、栄養摂取をする際にポイントとなる糖質の摂り方、そしてそのヒントとなる“GI値”について説明していきます!
そもそもGI値って何?という感じだと思いますのでその説明から。
GI値とはグリセリンインデックス(Glycemic Index) の略称で、その食品を摂るとどれだけ血糖値を上昇させるか、を示す指数になります。
基準値となるのは、ブドウ糖を摂取したとき。
この時の血糖値の上昇割合を100としており、GI値が高い(=GI値が100に近い)食品ほど、糖質が吸収されやすく、血糖値の上昇カーブが急勾配になりやすいです。
反対に、低GI値(=GI値が0に近い)の食品であれば、糖質の吸収スピードがゆっくりになり血糖値の上昇もなめらかとなります。
GI値のポイントの一つとして、「同じような食品でもGI値に違いが出る」という事です。
例えば、白米と玄米。GI値は、白米:88 > 玄米:55 となり、白米の方がGI値が高くなります。
他には、うどんとそば。うどん:85 > そば:54 となり、うどんの方が高くなります。
このように同じような食品でも、原材料や精製過程の違いによりGI値に大きな違いが出るのです。
次に、高GI・低GI値の食品の有効な使い分けについて。
まず、低GI値が有効なケースは、
・ダイエット中、生活習慣の改善をしたいタイミング
です。
低GI値の食品は、血糖値の上昇が緩やかになります。
このメリットとしては、糖質が代謝される際に脂肪細胞に運ばれにくくなるという事です!
また、消化が遅いという事で腹持ちも良くなります。
一方、高GI値が有効なケースは、
・素早くエネルギー補給したいタイミング
です。
例えば、スポーツの直前や最中のエネルギー補給としてや、体調不良時にすぐにエネルギーを補給したいタイミングなどです。
消化吸収が早いことを生かしたテクニックになります。
普段は特に意識することもない GI値ですが、運動やダイエットの際には是非意識して取り組みたい事柄の一つです!
トレーニーやアスリート、ダイエッターは適切なタイミングで、適切なGI値の食品を摂取することを心がけてみませんか?