こんにちは、船橋 INSTITUTE トレーナーの中田です。
昨日後楽園ホールで行われた『プロフェッショナル修斗 2024 Vol.7』 に、当ジムトレーナーの内藤頌貴が出場しました。
結果は、1R パンチによるKOにて、見事勝利を飾りました!
会場まで足を運んで下さった TEAM INSTITUTE の皆様も、ABEMA で応援してくださったTEAM INSTITUTE の皆様も、本当にありがとうございました。
ここからは少々個人的な話をさせてください。
今、INSTITUTE のスタッフは計4人。そのうち 3人はプロの格闘家であり、自分自身はそうではないので、少し違う立場にあります。
こと格闘技に関しては、僕は3人が頑張っているのを支え、応援する立場ということです。
教員を辞めてここに戻ってきたのは、もちろん『トレーナーを極めてみたい!』という気持ちが大きかったですが、それと同じくらいの大きさで『3人が格闘技業に集中できるようサポートしたい!』という気持ちもありました。
昨年の内藤の戦績は、0勝2敗。
修斗のフライ級トップどころとの2試合を連敗してしまい、ずっと追いかけていたフライ級のチャンピオンへの道は、ほぼ閉ざされてしまうという結果になってしまいました。
その結果について、もちろん本人が一番だと思いますが、僕もすごく悔しかったですし、悲しかったです。
正直なところ、昨年末に負けたときには『これで引退かもなー。引退しないにしても、もう修斗でチャンピオンベルトを巻くことはないんだろうなー。』という、諦念を含んだ、すごく寂しい気持ちになりました…。
年が明けてしばらく経ったのち、ストロー級に階級を落として挑戦する。という決意表明を聞きました。
それを聞いて、すごい覚悟だな、と。
年齢を重ねると減量が大変になってくるので、上の階級に変更することはあれど、下の階級に落とすというのはなかなか耳にしない話だったからです。
だけど、修斗での勝負にこだわりたい、なんとしても修斗で何かを残したい、という気概を感じて、すごく感動したことを覚えています。
そんなことがあった中での、今回のストロー級転向後 第1戦。
年齢も重ねてきているので、もう何回もチャンスがあるわけではありません。
だけど、昨日の試合 KOで勝つことができて…。
そして何より嬉しかったのは、勝利者マイクで「ストロー級のチャンピオン、ランカー待っとけよ。」って言ってくれたこと。
実はこれが一番嬉しかったんです。
だって、まだ内藤頌貴の夢への応援ができるんだな、修斗のチャンピオンベルトという夢を一緒に見てもいいんだな、って。
おそらくこれがベルトへの最後の挑戦になると思います。
どんな結末が待っているかは分かりません。
だけど今、未来にすごくワクワクしています。
今までは散々苦しかったけど、それはきっと今日この日のための伏線だったんだ、って最後に笑ってベルトを巻ける日が来る気がして。
内藤さん、本当にお疲れさまでした。
ちょっと休んだら、また次の試合に向けて進んでいきましょう。
皆さん、本当に応援ありがとうございました!
今後も内藤の挑戦を見守って下さると嬉しいです!