こんにちは、船橋INSTITUTE トレーナーの中田です。
今回は正しいウエイトトレーニングが何より健康につながるという話を紹介していきたいと思います!
ウエイトトレーニングというと皆さんはどんなことをイメージするでしょうか?
おそらく「重いものをガシガシ持ち上げる」とか「マッチョの人たちがやるもの」というイメージが未だに根強いのではないでしょうか?
しかし実際、正しいウエイトトレーニングを行う上で得られる何よりの恩恵というのは、「身体の健康」なのです!
当ジムでのトレーニングは、次の4つのことを大切にしています。
1. 正しい関節の使い方ができているか
2. 動作は関節の可動域いっぱいに動かせているか
3. 動きのスピードや軌道(特に降ろす動き!)を自分の筋力でコントロールできているか
4. 効かせたい筋肉群に正しく効かせられているか
の4つです!
おそらく、自分でトレーニングに取り組む場合や他のパーソナルジムのトレーナーさんが指導する場合には、4 の「筋肉に効いているかどうか」が指導の大きな割合を占めているのではないでしょうか?
それだけだと確かに筋肉は鍛えられますが、身体機能そのものを鍛えることができません。
この4つがどのように身体の健康に良いかと言いますと、関節に負担をかけずに適切な場所(特に身体の背面!)に適切な筋力をつけていくことができる、という事です。
関節に負担をかけず鍛えることが健康につながることは言わずもがなだと思いますが、身体の背面を鍛える事のメリットは、力の発揮や身体にかかる衝撃の吸収を今まで膝や腰で行っているところを、お尻やもも裏、肩甲骨辺りでできるようになるという事です。
この違いが最も顕著に出るのが、トレーニングの王道「スクワット」です。
一般的なスクワットのフォームというと、重りを持った状態でしゃがみこむようなフォーム、下半身が 『く』の字になるようなフォームです。
しかし当ジムでは、お尻を後ろに突き出しながら降ろして、下半身が『「 』の形になるように指導します。
『く』の字のフォームの問題点は、以下の2つの理由から膝の怪我をする可能性が高まることです。
1つ目は動き自体が膝に負担のかかる動きであるという事、2つ目は効く筋肉群の中心が前ももであり、前ももともも裏の筋力がアンバランス(前もも>もも裏)になると膝の怪我やもも裏の肉離れ等の危険性が高まってしまうという事、の2つです。
その点、『「 』の字のフォームであれば膝にも負担がかかりませんし、何よりも身体の背面(お尻やもも裏、上背部の姿勢を維持する筋力)を中心に鍛えることができます。
以上のことから、『「 』のフォームを理想としています。
しかし、実際『「 』のフォームは、股関節の可動性やもも裏の可動域、お尻の筋発揮、背部の筋力などいくつもの必要な要素があります。
ですので、それぞれ必要な要素を個々に鍛えた上で、まとめとしてスクワットに取り組む、という流れです。
つまり…
目標:スクワットを『「 』でできるようになる ⇒ できるようになるための必要な要素をそれぞれで鍛える ⇒ 必要な要素が集まると自然と身体の背部が使えるようになっている ⇒ 身体が開発された状態でスクワットに取り組む ⇒ 更に健康的な身体になる
という流れになります!
この流れを意識して下半身のトレーニングは取り入れます。
そして下半身の種目だけでなく、全身こういった4つのポイントを意識して取り組みます。
人生100年時代、筋肉のみにフォーカスするトレーニングではなく、全身の機能を向上させ健康でいるためのトレーニングを船橋INSTITUTE で取り組みませんか?