実は新卒から2年間だけ、千葉県の高校の教員として働いておりまして。
一丁前に担任なんかも務めさせていただいておりました。
2年前に辞めてボスのもとに戻ってきたわけですが。

一昨日、当時 担任を持っていた学年の子たちの卒業式があり、有難いことに来賓として招待いただき、出席させていただきました。
まだ1年生だったあの子たちが卒業なんて…と
すごく感慨深かったです。
2年という月日はあっという間なものですね。

思い出してみると、2年前の終業式の日、みんなに辞めることを伝えました。
当時は、せっかくできたこの縁を反故にするような形になってしまったことを申し訳なく思っていましたし、
そして何より、この子たちがどう成長していって、どんな大人になっていくのか、その過程を直接目にすることはできないんだ、という口惜しさを実感した終業式の日の夜は昨日のことのように鮮明に覚えています。

久々に会った皆さんは、すごく大人っぽくなっていました。
あの頃の素直さとあどけなさを残しながらも、立派に大人と呼べる立ち居振る舞いをしている姿を見て誇らしく思いましたし、やっぱり3年間を通して成長していく過程を見たかったなー、とも思いました。

当日は嬉しかったことが2つありました。
１つ目は、同期の O先生がすごく慕われていたことです。
4年前に同じタイミングで配属され、担任も同じ学年で務めました。
僕は途中で抜けてしまいましたが、彼は卒業まで生徒たちのことを見守ってくれました。
誠実で優しく、とにかく真心のある人です。
生徒たちもそうですが、僕も大好きでした。（今ももちろん大好きです。）
そんな彼が卒業式のあと、たくさんの生徒から『ありがとうございました』『お世話になりました』『先生のクラスでよかったです』と声を掛けてもらっている姿を見て、自分のことのように嬉しかったです。

まさ君、3年間本当にお疲れさまでした。
これからもよろしく頼むよ、my buddy。

2つ目は、元クラスの子たちが集まってくれたことです。
卒業式が終わった後の忙しない中、わざわざ1年生の時のクラスで集まる時間を作ってくれました。
本当に嬉しかったです。
担任をしていた時から『良いヤツ』ばっかりで自慢のクラスだなと思っていましたが、改めて最初で最後の担任を持ったのが、この子たちで本当に良かったなって思いました。
ほんとにありがとね。
みんなの写真を撮っていた時、泣きそうでした。

自分自身、この2年間必死に走り続けてきました。
もちろん、自分や今周りにいてくれる人たち、会員さんたちのために、というのもありましたが、生徒たちの存在が間違いなくモチベーションの一つになっていました。
みんな頑張っているんだから俺も頑張らなきゃな、と。
恥ずかしいことはできないな、と。
今回、みんなの晴れ姿を見て、自分自身の2年間の頑張りが報われた気がします。
会いに行って良かったな。

改めて…
卒業おめでとう。
みんなの人生に幸あれ！
真っ白な君たちの未来が素敵な思い出で彩られることを祈ってます。
いつか、みんなの人生の物語を聴かせてくださいね。

（ジムのブログのはずが、純度100％な私信になってしまいました。社長すんません…お許しを。）