こんにちは、パーソナルジム 船橋 INSTITUTE トレーナーの中田です。
今回は、ビタミンCの効果効能についてとそれに加え、只今絶賛格闘中の方も多いであろう花粉症にビタミンCが良い影響をもたらすということについて解説していきたいと思います。
始めにですが…
この仕事をしていて、よく聞かれる質問ランキング 第2位は「サプリメントは何を摂った方が良い?」です! (ちなみに第1位の質問は「どうやったら痩せられるの?」です!)
当ジムでは、この質問に対し「プロテインとビタミンCです!」とお答えしています。
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ビタミンCと聞くと、『オロナミンC』や『C1000』などのような、風邪をひいたときや調子が悪いときに摂る栄養素というイメージがあると思います。
実際には以下のような効果があると言われています。
〇コラーゲン合成作用
〇免疫強化作用
〇抗ストレス作用
〇美白効果作用
〇アルコール分解補助作用
〇鉄の吸収促進作用
〇アレルギー改善作用 etc…
これだけの効果があります!
そして、ビタミンCのもう一つの特徴として、体内のビタミンC貯蔵量によって、得うる効果が変わってくるということです。
具体的には…
①コラーゲン合成作用 ⇒ ②免疫向上作用 ・・・⇒ ⑥アレルギー改善作用
のように効果に優先順位があり、どこまでの効果を得ることができるかは体内のビタミンCの貯蓄量によって変わってくるのです。
例えば「体調がちょっと悪いから、ビタミンC摂っておこう」と、C1000を一本飲んだとしても、『②免疫向上作用』 までビタミンCが届かず、本来狙っていた効果までたどり着かない可能性も出てきます。 ですので、ビタミンCを摂取する際には、ある程度まとまった量を摂っておくことで体内のビタミンCの量を増やすことが重要です。
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では、本題に…
表題の通り、ビタミンCのどのように花粉症に効果的なのかを解説していきたいと思います。
①ヒスタミンの分泌抑制
アレルギー反応というのは、最終的にはこのヒスタミンという神経伝達物質が体内で放出されることによって引き起こります。
ビタミンCはこのヒスタミンの放出を防ぐ作用があると言われています。
②抗酸化物質である
体内では様々な要因で活性酸素というものが生まれます。
この活性酸素とは、その名の通り、非常に活性化した酸素のことであり、身体の細胞を酸化させてしまいます。(その結果、老化や病気を引き起こすとも言われています)
この活性酸素が粘膜を酸化させ花粉症などのアレルギー反応を増大させてしまうのですが、ビタミンCの抗酸化作用により粘膜の損傷を防ぎます。
③コルチゾールの生成に必要
コルチゾールとは、ストレスを感じたときに分泌されるホルモンです。
筋肉を分解するというデメリットもありますが、アレルギー反応を抑制させるという効果もあるのです。
このコルチゾールを生成するにはビタミンCが必要になります。
花粉症などのアレルギーへの抵抗をしている状況下では、コルチゾールが大量に生成され、それと同時にビタミンCが大量に消費されてしまいますので、十分な量のビタミンCが必要になるのです。
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いかがでしたでしょうか?
花粉症とビタミンCという、一見あまり関係のないように思える2つですが、実はここまで密接に関わるものなのです。
花粉症で苦しんでいる皆さんに是非参考にしていただければ幸いです!
ビタミンCをたくさん摂って、この時期を乗り越えましょう!