こんにちは、パーソナルジム 船橋 INSTITUTE トレーナーの中田です。
ゴールデンウィークも間近となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょう?
.
さて、去る4月20日(日)に「プロフェッショナル修斗 公式戦沖縄大会」が行われました。
そして実は中田も、大会運営のお手伝いということで沖縄に行ってまいりました。
これまでも自分たち主催のアマチュア格闘技大会の運営は経験がありましたが、実際にプロ興業のスタッフとして動くというのは初めての経験でした。
.
.
ここでひとつ、高校の保健体育教員として働いていた時の話です。
体育の授業は、実技だけでなく実は座学もあります。
その中の一つの単元に『スポーツとの関わり方』という項目があります。
具体的には、スポーツには4つの関わり方があると言われています。
①する:実際にスポーツに取り組むこと
②みる:テレビやメディアを通して画面越しでみたり、現地で直接観戦すること
③支える:仲間の取り組みをサポートしたり、大会や競技会を企画・運営すること
④知る:スポーツに関する知識や仕組み、スポーツ科学などを知ること
以上4つです。
そして実際の授業ではこの4つを踏まえ、
「豊かなスポーツライフを過ごすために、自分はスポーツとどんな関わり方ができるだろうか?具体的に考えてみよう。」といった発問に繋げるような展開でした。
.
.
自分自身、教員をしているときのこの4つのランキングは…
『する ≧ 知る >>>> みる > 支える』
くらいの感覚でした。
自分で身体を動かした方が楽しいし、なんなら体育の授業中、生徒に混ざってバスケとかサッカーしてたくらいだし…。
しかし去年から、プロ選手の指導をしたり、アマチュア格闘技大会の企画・運営をしたり、今回のようにプロの興行のお手伝いをするようになってからは、『支える』という関わり方もすごく面白いなと思えるようになりました。
これは、その関わる対象が格闘技であるからというのも大きいですが…。
今回裏方に入って改めて感じたことは、選手一人一人にストーリーがある、ということです。
勝利者インタビューも仕事として任せていただいて選手の生の声を聴くこともできましたが、選手の誰しもがたくさんの人の想いを背負って、そして、自分の人生を賭けてあのケージの中で戦っている訳であります。
その中で『支える』という関わり方をもって、選手のストーリーの一端にでも触れることができるというのは、本当に素敵なスポーツとの関わり方だな、と改めて実感することができました。
.
.
今年度から本格的にこの『支える』という仕事が始まる予定です。
こんな間近でたくさんの人生模様を見ることができる今の環境に感謝しながら、たくさんの人に格闘技というコンテンツの素晴らしさを伝えることができるよう、日々精進していきたいと思います。
以上、トレーナーとして戻ってきたはずなのに、うっかり格闘技という超リアルな人間ドラマコンテンツの沼にハマりつつある中田からでした!

p.s. 松根さん、マリコさんはじめ、修斗沖縄大会スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!またよろしくお願いいたします!