こんにちは、パーソナルジム FUNABASHI INSTITUTE トレーナーの中田です。
9月は後半に入り、秋も深まってきた今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか？

今回は、トレーニング基本中の基本の種目である『スクワット』について、このトレーニングがダイエットにも身体の健康にも向いているということを解説させていただきます。

◇ 下半身は“人体最大の筋肉群”
ダイエットに取り組む多くの方がトレーニングに取り組みますが、その中でも特に効果的なのがスクワットです。
人間の筋肉の約7割は、大腿四頭筋やハムストリング・大臀筋といった大きな筋肉が存在する下半身に集中しています。
これら大きい筋肉群を同時に鍛えることができる種目がスクワットです。
スクワットに取り組むことでエネルギー消費が大きくなり、効率よくカロリーを燃やすことができます。

◇ 基礎代謝を高める
スクワットで下半身の筋肉量が増えることで基礎代謝が向上します。
基礎代謝とは、安静にしている時でも生命維持に使われるエネルギーのこと。
筋肉量が多い人ほど基礎代謝が高く、同じ生活をしていても消費カロリーが増えるのです。
食事制限だけのダイエットは、筋肉量が急激に減ることで同時に代謝も落としやすくリバウンドの原因になりますが、トレーニング、特にスクワットのような下半身の種目を取り入れることで、基礎代謝の高い身体を作ることができます。

◇ 成長ホルモンの分泌を促す
スクワットのような下半身の大きな筋肉を使うトレーニングは、成長ホルモンの分泌を促進します。
成長ホルモンには筋肉の修復・脂肪の分解を助ける働きがあり、ダイエット中の体づくりに欠かせません。
特に40代以降はホルモン分泌が減少しやすいため、スクワットのような下半身の筋肉群を大きく動かすトレーニングがより重要になります。

◇ 生活動作の改善につながる
スクワットは日常生活の動作にも直結しています。
立ち上がる、しゃがむ、階段を上るなどといった日常動作において必要な筋肉を鍛えることができるので、日ごろから疲れにくく活動的な生活を送れることができるようになります。
つまりスクワットは、見た目の変化だけでなく、生活の質を高める運動にもなるのです。

スクワットは、一石二鳥にとどまらず、三鳥にも四鳥にもなる運動なのです。
では次に、実際に船橋インスティチュートではどのような考え方やフォームで取り組んで頂いているのかを紹介していきたいと思います。

◇正しいフォーム＞＞＞重量
スクワットを取り組む際に最も重要視すべきことは『何㎏挙げることができるか』よりも『適切なフォームでできているか』になります。
スクワットは、非常に効果的なトレーニングである反面、腰や膝を痛めやすい種目でもあります。
例えばよくあるエラーとして…
・膝がつま先より前に出ながらお尻を落とす
・腰を丸めたまま動作を行う
・腰の反る動作を使って下から上がってくる
などがございます。
これらのフォームは、スクワットの効果が薄れるだけでなく、膝や腰を痛める原因になります。
背中をまっすぐに保ち、お尻を後ろへ引き込みながらしゃがむようにするフォームを習得することを優先して取り組んで頂きます。

◇ 回数よりも質
スクワットは、何十回もやって脚に効いていれば良い、という種目ではありません。
正しいフォームで効かせることが大切です。
目的によって回数は異なってきますが、ダイエットが目的であれば10回前後、身体機能向上が目的であれば８回以下を目安にメニューを作成します。
また、フォームが固まり、徐々に慣れてきたら重量を上げて負荷を高めていきます。
１回１回丁寧に積み重ねることで、筋肉は確実に成長し基礎代謝の向上につながります。

◇ バリエーションを取り入れる
通常の足を横に広げて行うスクワットだけでなく、前後に広げて行う『スプリットスクワット』、上がる際にジャンプを加えて瞬発力を高める『スクワットジャンプ』など、自分の目的や体力に応じて、バリエーションを付けることができます。
船橋インスティチュートでも、目的によって様々なスクワットを取り組んでいます。

いかがでしたでしょうか？
スクワットひとつでも、様々な視点を持って取り組んでいます。
健康的な正しいスクワットを習得したい方は、是非パーソナルジム FUNABASHI INSTITUTE まで！
お待ちしております！