こんにちは、船橋のパーソナルジム「FUNABASHI INSTITUTE(船橋 インスティチュート)」トレーナーの中田です。
今回は、身体つくりに欠かすことのできないビタミンについて、その効果やどのように摂取していくのが良いのかを解説していきます!
◇ ビタミン不足は“気づかない不調”を生む
ダイエットやトレーニングに取り組む人の多くが見落としがちなのが、ビタミン類の不足です。
「野菜を食べているから大丈夫!」と思われがちですが、実際にはトレーニングによる代謝の活性化や、ストレス・睡眠不足・季節の変化などによって、身体が必要とするビタミン量は想像以上に増えます。
そのため、知らないうちに不足し…
・疲れやすくなる
・体重が落ちにくくなる
・肌荒れ
・集中力の低下
などの『なんとなく調子が悪い…』が積み重なります。
身体づくりの土台には、栄養素がスムーズに働くためのビタミンが欠かせません。
◇ ビタミンB群:ダイエットの“代謝スイッチ”
とくに重要なのがビタミンB群です。
食べた糖質・脂質・タンパク質を「エネルギーに変える働き」があり、まさにダイエット中の代謝のエンジンとなります。
トレーニングをする人は通常より多くのエネルギーを使うため、B群が不足すると…
・疲れやすくなる
・体が重く感じる
・脂肪が燃えにくくなる
という問題が起こります。
サプリとして利用してもOKですが、日常的には卵・豚肉・納豆・玄米などでしっかり補うことが大切です。
◇ ビタミンC:体の“回復力”を底上げする
ビタミンCは免疫力・ストレス耐性・肌の回復に関わる栄養素です。
トレーニングだけでなく、冬の寒暖差・気圧変化・乾燥といった季節要因にも必要量が増えます。
また、トレーニングをして筋肉を使うほど身体は微細なストレスを受けますが、その回復を助けてくれるのもビタミンCです。
柑橘類、キウイ、パプリカ、ブロッコリーなどに多く、こまめに摂取すると疲れにくさが改善されやすいです。
◇ ビタミンD:現代人に不足しやすく、体調の要となる栄養素
近年注目されているのが ビタミンDの不足です。
骨の健康だけでなく、免疫力・メンタルの安定・筋力発揮など多くの機能を支えます。
しかし、ビタミンDは「日光に当たることで合成される」ため、冬・屋内生活・日焼け止め習慣がある現代人は不足しがち。
不足すると風邪を引きやすくなり、筋力の伸びも鈍くなります。
サーモン・卵・きのこ類で補いつつ、最低でも10分程度の軽い日光浴をすることがおすすめです。
ビタミンは身体つくりの潤滑油です。
筋肉・脂肪燃焼・体調管理…すべてにビタミンは関わっています。
どれだけトレーニングを頑張っても、栄養が足りていなければ成果は最大化されません。
では次は、ビタミン補給を日常的に無理なく行うための具体的な方法を紹介します。
◇ 食事で補うコツ:種類ではなく“バランス”を意識する
ビタミン補給というと「サプリを飲めばOK」というイメージがありますが、まず大切にしたいのは日常の食事バランスです。
ビタミンは単体で機能するのではなく、他の栄養素と組み合わさって働きます。
例えば、
・B群 → 主食・卵・肉・大豆製品
・C → 果物・野菜
・D → きのこ・魚
これらを1日の中で「組み合わせて食べる」意識があるだけで、各ビタミンをバランス良く摂取しやすくなります。
◇ 冬のビタミン補給に適した食材
特に秋冬は、ビタミンが不足しやすい季節です。
以下のような食材を日常的に取り入れると、体調が安定しやすくなります。
・ブロッコリー(C・B群)
・みかん・キウイ(C)
・鮭・サバ(D・B群)
・きのこ類(D)
・さつまいも(C・腸内環境を整える)
寒い時期は鍋料理やスープが増えるので、野菜をまとめて摂るチャンスでもあります。
◇ 足りない部分はサプリで補うのが現実的
食事できちんと摂ることが理想ですが、忙しい人やトレーニング量が多い人は不足しやすくなります。 そのため、
・マルチビタミン
・ビタミンB群単体
・ビタミンD
などのサプリを“足りない部分の補助”として使うのはとても有効です。
◇ トレーニングする人ほどビタミンの必要量が増える 筋トレをすると、エネルギー代謝・筋修復など体内の反応が活発になり、ビタミンが多く使われます。 特に ・B群(代謝) ・C(回復) ・D(筋力・免疫) の3つは、トレーニングの効果を左右する重要栄養素。
「同じトレーニングをしていても、疲れにくくなる」 「体重が落ちやすくなる」 「肌が整う」など、体への影響が大きいのが特徴です。
まとめ:ビタミン補給は最も手軽で、最も効果の出やすい投資
ビタミンを整えるだけで、
・疲れにくい
・痩せやすい
・肌やメンタルが安定
・トレーニング効率UP
といった効果が実感しやすくなります。
身体づくりの成果を最大化するために、日常の食事と“ちょっとした工夫”で、ぜひビタミン補給を習慣化してみましょう。