こんにちは、FUNABASHI INSUTITUTE 所長の中田です。
来たる9月24日に、FUNABASHI INSUTITUTE 代表の岡田遼が約1年半ぶりに試合を迎えます。
修斗のチャンピオンシップでKO負けを喫してから今日に至るまで様々な出来事があったと同時に、本人の中でたくさんの不安や葛藤があったと思います。
株式会社オレイドを設立し、錦糸町の新店舗をOPEN・運営しながら、船橋店も走らせなければならない。そしてその上、解説業やセコンド業の仕事も舞い込んでくる状況。
何かを生み出すには何かを犠牲にしなければならない、二兎を追う者は一兎をも得ず、とは昔からよく言ったものです。
近くで見ていても、社長として生みの苦しみに耐えながら会社を守っていくために相当忙しく、とてもではありませんが格闘技の練習に集中して取り組めるような状態ではなかったと思います。
また、不肖中田は今年4月に当ジムに戻ってきた身ですが、戻るまでに様々なことをお話する中で、会社の苦しい現状やそれに伴って表出しうる選択肢について非常に悩んでいる様子でした。
ただ、本人は現状が苦しく辛い状況であったとしても、覚悟を決めて、厳しく険しいであろう選択肢を決断するのでした。
中田はよく「社長のこと、本当に好きだよね」といわれますが、それはどんな時でも前向きにチャレンジしていく姿勢が本当に尊敬できるから。
この人のもとであれば、どんなに今が苦しい状況でもきっと未来は明るく楽しい、そんな風に思えたので安定した職も捨てることができました。
私の一つの大きな仕事は、社長の岡田を始め、スタッフの内藤、石井が集中して格闘技に取り組めるよう FUNABASHI INSUTITUTE を守ること。
今回、岡田が試合に出場することを決めたのは、非常に嬉しく、そして少しばかしか誇らしくも思っています。
今までは、何か守るものがある試合ばかりでした。しかし、9月24日は久しぶりにチャレンジャーとして迎えることができる試合です。
そして、前回のKO負けからたくさんの不安や葛藤を乗り越え、覚悟と決意を心に決めた、人間岡田遼34年間の集大成となる試合になること間違いなし。是非、9.24は岡田遼の応援をよろしくお願いいたします!!!
FUNABASHI INSUTITUTE の格闘家スタッフ3人の試合の後にいつも思うことは、もちろん試合の結果に対して一喜一憂するのもあるのですが、それと同時に、自分ではない誰かのことで心から喜んだり悔しくなれたりすることのできる人生で良かった、ということ。
これからもその気持ち大事にできたらいいな、なんてね。